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- 2022.09.07 Wednesday
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3日目、船が午後3時すぎなので、懲りずに歩いて24の瞳映画村へと・・・
また軽く考えてました、書いてあった距離数では30〜40分で着くかな?と。
良いお天気、暖かい。お散歩のノリで歩き出す
静かな海、キラキラして、水の中もよく見える。
たまに軽自動車が通るくらいで歩く人も自転車も見ない
魚や下の砂や石ころが見える。夏もいいだろうな。歩いていくと上りになって
別荘や宿泊施設もチラホラと・・・しかし上り道も多い。
半島の形にうねった道沿いを別にサボることなく歩いてはや1時間経つ頃
お醤油の巨大な樽のバス停 ここに二十四の瞳の岬の分教場と
え、映画村行き?!ここじゃないの?可愛いバス停。この時期はボンネットバスは無し
このあたりの村、レトロな看板や建物が道沿いにも
ここが実際の岬の分教場で、映画のセットは映画村の中にあるらしく・・・
ここまで歩いてきたと行ったらバスツアーの運転手さんやガイドさんが、ま〜〜!!と:=))
もうちょっと先まで後ひと頑張りですよ、と教えてくれて
岬をグルッと回った先端の向こうにありました!映画村
真っ赤な素朴なポスト、映画のフィルムの壁
ようやく到着、入口で入場料を払い。中に入ると結構人がいる。皆さん車か団体バスで来ている
昭和の香りプンプンの町並みやポスターや看板
そしてこれが撮影用だった岬の分教場 中に靴を脱いでも入れる
海が見える気持ち良い場所にある
いいロケーション。
そしてこれがキネマの館
ここで見た「八日目の蝉」の撮影風景やいろいろを読んでいて、猛烈に興味が沸く
この島を舞台に四歳くらいの女の子と母親が素晴らしい思い出、体験をする。
どうしてもこの映画か原作本を読みたくなって。
映画村の中にレトロなブックカフェがあるのを地図で見て行ってみる
この階段を登って上がほんとカフェ。このクでは24の瞳を上映中
私には 24の瞳より八日目の蝉が興味深々で
高峰三枝子の本が大半を占める中、あった!
いい感じのカフェ、本屋さん
早速文庫本を買って、カフェを注文してソファーで読み始める・・・
難しい漢字で 書肆海風道 しょしうみかぜどうと読むらしい
こんなカフェ。光もちょっと入っていい雰囲気。でも帰りのことを考えて出発
ホテルのロビーで送りの車出る前にも読んで帰りのフェリーで一気に読み終えた。
三時間ちょっとがあっという間に過ぎた。心が熱くなった。
ものすごく面白く、感動的なストーリーに、この小豆島の海や名所や行事や食べ物が
登場して、切なくて悲しくて、何とも言えない素晴らしい小説!
この本に出会えただけでも、歩いて映画村に行った価値はあった!
かえりの港でアートの島っぽい壁に書かれた絵を写真に撮って。
先日見た真珠庵の襖絵を思い出した